2022/10/22 11:56
実はコーヒーの賞味期限は2通りあります。
長くなってしまうので、
コーヒー業界の定める賞味期限と
自家焙煎店の定める賞味期限に
分けて記事を書きます。
まずは、
コーヒー業界の定める一般的な賞味期限の
ガイドラインです。
加工(焙煎)後、未開封の状態で豆、粉共に
12ヶ月から18ヶ月とされています。
自家焙煎店でコーヒー豆をご購入される方には、
信じられない賞味期限かと思います。
何故なら皆さん、コーヒーは鮮度が命!
1週間で飲み切って下さい!
そんな風に言われているでしょうから。
コーヒー業界の…と言うことは、
60kgとか70kgと言った、大型の焙煎機で
焙煎した事が前提かと思います。
大型の機械ほど、精密な焙煎をしなくても、
ある程度の味に仕上がる様に思います。
そしてこちらは、食品の検査に出され、
コーヒーの劣化が調べられ、
その上で賞味期限がきまります。
コーヒー豆は、油脂分を多く含んでいます。
この油脂分が空気に触れることによって、
酸化し、味の劣化をもたらします。
劣化したコーヒーは、
すえた様な酸っぱい臭いを出します。
臭いだけで、「コレは駄目なやつだ」
とわかるはずです。
当然、保存状態によっては、
賞味期限が短くなることもあるはずです。
・直射日光をさける
・高温多湿な場所をさける
・開封後は密封容器に入れる
のはそのためです。
コーヒー業界の定める賞味期限は、
空気に触れることによって起こる
酸敗を調べた上で決められたもの。
と言う事をキチンとご理解ください。
#コーヒーの賞味期限